競技復帰プログラム(体幹下肢)(PDF:61 KB)
Phase 1A
Phase 0(局所安静)に続く、主にスクワット動作を行うPhaseです。局所の炎症所見がみられず、軽いスクワット動作で患部の疼痛がないことを条件に開始します。ZPスクワット5点、カーフレイズ20回をクリアして次のPhaseに進みます。
Phase 1B
主にランジ動作を行うPhaseです。前方、側方ともにZPランジ5点をクリアして次のPhaseに進みます。
Phase 2
主に片脚スクワットを行うPhaseです。ジョグ動作を行うために必要な機能を獲得するための重要なPhaseになります。片脚でのZPスクワット4点、片脚カーフレイズ20回が次のPhaseに進む条件になります。
Phase 3A
ジョグを開始します。Phase 2に引き続き片脚でのZPスクワットを行います。踏切動作、着地動作に必要な機能を獲得するため、着地時のZPを意識して両脚垂直ジャンプを行います。片脚でのZPスクワット5点、両脚垂直ジャンプ5点が次のPhaseに進む条件になります。
Phase 3B
ランニングを許可します。ダッシュ動作に必要な機能を獲得するため、片脚垂直ジャンプ、フォワードステップを開始します。片脚垂直ジャンプ3点、フォワードステップ4点をクリアして次のPhaseに進みます。
Phase 4
ダッシュ動作を許可します。切り返し動作に必要な機能を獲得するため、片脚垂直ジャンプの安定性を高め、サイドステップを追加して行います。片脚垂直ジャンプ4点、サイドステップ4点をクリアして次のPhaseに進みます。
Phase 5
切り返し動作を開始し、原則としてコンタクト以外の練習参加は全て許可します。コンタクト時にも姿勢制御が可能になるよう、片脚垂直ジャンプ、フォワードステップ、サイドステップの安定性をさらに高めます。片脚垂直ジャンプ、フォワードステップ、サイドステップが全て5点となることが次のPhase 6(制限なし)に進む条件です。Phase 6ではコンタクトを含む全ての練習参加を許可します。