診療内容

2020年6月から肩関節専門外来を開設いたします。 

の痛みでお困りの方へ 

整形外科を受診する原因として、腰痛・膝痛が多いと思いますが、実は肩関節周囲の痛みも15~20%ほどの有病率とされており、お困りの方も多いかと思われます。 

肩関節は、人の体の中でも、最も大きな可動域を有する関節であり、その解剖・機能・病態が、複雑な部分もあります。 

 

 

 

 

 

 

(図1)肩関節の解剖 (「整形外科医のための手術解剖学図説」より抜粋)

そのため、整形外科を受診しても、

・「五十肩だから湿布して放っておけば治る」

・「使いすぎだから、休んでいれば治る」

・「よくわからないけど、飲み薬や注射したら治る」

などと言われる(実際、治ることも多いのですが・・・)ので、病院を受診せずに生活している方も多く見られます。

しかし、中には放っておいて治らない五十肩や、休ませ過ぎるのがよくない肩の状態や、実は首が悪くて肩の痛みとして感じていたり、あまり効き目はないけど、漫然と痛み止めを飲み続けているケースなどもあります。

 

 

 

 

 

(図2)断裂した腱板のMRI(左)と関節鏡所見(右)

・放っておいていいですか?

・安静がいいですか?動かした方がいいですか?リハビリが効果的ですか?

・薬はどれが合いますか?

・注射はどこの部位にしたらいいですか?

・手術まで考えたほうがいいですか?

・手術をするなら、いつの時期に、どのような手術がありますか?

・手術以外に対応はないのですか?

など、患者さんそれぞれの病態・生活様式・キャラクターとも相談し、お互いが理解・納得しながら、オーダーメイドのような診療を行うことをモットーにしています。

肩の痛みや不具合でお困りの方は、是非一度足を運んでみてください。


外来診察日程

 
午前熊谷
休診・代診予定はありません。
※休診・代診の情報は、突発的な事情等により掲載できない場合がございます。ご了承ください。

担当医師

熊谷 達仁(くまがえ ひろと)
専門整形外科
資格日本整形外科学会専門医、日本スポーツ協会公認スポーツドクター
所属学会 日本整形外科学会、西日本整形外科学会、日本関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会、国際関節鏡・膝・スポーツ整形外科学会議、日本肩関節学会、日本骨粗鬆症学会